インバウンドニュース

パシフィコ横浜が旅行業第2種を取得、MICEツアー商品などを企画・提案する事業に参入

2020.03.24

印刷用ページを表示する


国内最大級の複合MICEであるパシフィコ横浜は、旅行業第2種の登録を完了し、国際会議等MICE関連プログラムとしてMICEツアー商品などを企画・提案する事業に参入した。国際会議などの誘致においては、近年めざましい発展を遂げるアジア諸国との競争が激化しており、この事業に取り組むことで地域密着型の大規模MICE施設ならではの視点と独自のネットワークを活かしたユニークな着地型観光を提案することを可能にしつつ、MICE誘致競争においても大きな効果を見込む。

今回新たに登録した旅行業法第2種にもとづき、今後は日本国内全域の旅行商品の企画や販売ができるようになる。事業内容は、MICEに付随するエクスクルーシブツアー、ユニークベニュー、テクニカルビジット、チームビルディングなどの各種手配を行うとしている。

2月21日には初の企画・主催ツアーとなる「新発見!小田原・箱根ツアー」を開催。これは、MICE業界関係者向けの「第1回 横浜グローバルMICEフォーラム」のポストツアーとしてフォーラムの翌日に実施したもので、23名の参加があった。箱根では日本美術鑑賞、小田原では芸者体験ランチや忍者体験プログラム、能楽囃子鑑賞など日本の伝統文化を紹介する特別プログラムを企画し、小田原・箱根の魅力あふれるアフターMICEスポットとして参加者へ提案した。

今後も地元自治体やDMOなどと連携することで地域ならではの魅力あふれる特別な体験を発掘し、横浜・神奈川エリアへの回遊性を高め、地域貢献を目指すとしている。

(やまとごころ編集部) 

 

編集部おすすめ関連記事:

2018年MICE開催数、パシフィコ横浜が国内1位に

「VISIT JAPAN トラベル& MICEマート2019」初の大阪開催、世界33地域から300社以上のバイヤー、メディアが集結

 

 

 

関連インバウンドニュース