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外務省、49カ国の感染症危険情報をレベル3に引き上げ。渡航中止勧告73カ国に

外務省は3月31日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、海外渡航に関する感染症危険情報のレベルをレベル3とする国・地域を、これまでの24カ国に49カ国を加え、合計73カ国とした。この73カ国は「渡航は止めてください」と言う渡航中止勧告が出たことになる。また、これらのレベル3の国・地域を除く全世界に対し、感染症危険情報をレベル2に引き上げ、「不要不急の渡航は止めてください」という勧告措置を行った。

新型コロナウィルス感染症への感染者は3月31日に累計で約76万人となり、176の国・地域に広がっている。感染スピードは加速しており、直近では世界全体での感染者が、わずか2日のうちに10万人増加した。最初に感染者が10万人に達するまで60日以上かかっていたが、次第に速度が早まり、20万人に達するまで11日、30万人に達するまで4日と、拡大加速化が著しい。

このような状況から、海外で感染し日本に移入したと疑われる感染者も、直近の10日間で連日10人を超えるようになっている。日本国内で陽性と確認された事例中、これらの帰国者や入国者が4人に1人を数えることが最大の懸念の一つとなっており、今回の措置となった。

今後も外務省は、新型コロナウィルスの感染拡大状況を注視し、感染症危険情報・危険情報の2つのレベルの不断の見直しや、関係省庁と連携した水際対策などを強化し、邦人の安全確保と支援に万全を期していく考え。

感染症危険情報レベル3の73の国・地域は以下の通り。

(アジア)インドネシア,韓国全土,シンガポール,タイ,台湾,中国全土,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア
(大洋州)オーストラリア,ニュージーランド
(北米)カナダ,米国
(中南米)エクアドル,ドミニカ国,チリ,パナマ,ブラジル,ボリビア
(欧州)アルバニア,アルメニア,英国,北マケドニア,キプロス,ギリシャ,クロアチア,コソボ,スロバキア,セルビア,チェコ,ハンガリー,フィンランド,ブルガリア,ポーランド,ボスニア・ヘルツェゴビナ,モルドバ,モンテネグロ,ラトビア,リトアニア,ルーマニア
(中東)イスラエル,エジプト,トルコ,バーレーン
(アフリカ)コートジボワール,コンゴ民主共和国,モーリシャス,モロッコ
(欧州)アイスランド,アイルランド,アンドラ,イタリア,エストニア,オーストリア,オランダ,サンマリノ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロベニア,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,バチカン,フランス,ベルギー,ポルトガル,マルタ,モナコ,リヒテンシュタイン,ルクセンブルク,
(中東)イラン

(やまとごころ編集部)

 

 

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