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2020年1-3月期の訪日消費額、新型コロナウイルスの影響で4割減の6727億円に

観光庁は4月15日「訪日外国人消費動向調査2020年1-3月期(1次速報)」を発表した。

それによると、訪日外国人旅行消費額は6727億円で、前年同期の1兆1517億円から41.6%減、金額にして4790億円の減額となった。同日発表された3月の訪日外国人数は、新型コロナウイルスの影響で前年同月比93%減の19万4000人、1月から3月の合計は393万9800人で前年同期51.1%減と大幅減になったことが影響した。

国籍・地域別に訪日外国人の旅行消費額をみると、中国が2348億円(構成比34.9%)と最も大きく、次いで台湾が934億円(13.9%)、香港538億円(8.0%)、米国421億円(6.3%)、韓国377億円(5.6%)の順となった。これら上位5カ国・地域で全体の68.7%を占めた。国籍、地域別消費額で前年同期2位だった韓国が7.7%減で5位へ落ち込んだが、その代わりに台湾が前年同期の構成比13.3%から0.6%増、香港が7.2%から0.8%増と多少の伸びを見せている。

費目別に訪日外国人旅行消費額の構成を見ると、前年同期と同じく買物代が30.4%と最も多く、次いで宿泊費(30.3%)、飲食費(23.3%)の順で多い。ただ、前年同期の買物代35.9%と比べると構成比は減少している。

なお、1人あたりの旅行支出は一般客が17万5000円になった。全体の消費額が下がったにもかかわらず、前年同期比18.8%増になった。

国籍・地域別にみると、ベトナムが25万5000円、中国24万9000円、オーストラリア23万8000円の順に高かった。費目別にみると、宿泊費が5万3000円と最も高く、その次が買物代で5万3000円、飲食費が4万1000円という順になった。 宿泊費は相変わらず欧米豪で高い傾向がみられ、イタリアが9万5595円と最も高く、次いでオーストラリア9万2157円、ドイツ9万2009円の順だった。買物代は中国の10万3228円が最も高く、10万円を超えたのは中国のみ。2位のベトナムは6万241円となり、中国が突出して他と大きく差がつく形となった。

(やまとごころ編集部)

 

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