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アジア7カ国からの訪日旅行は早くて2020年秋か FUN! JAPAN調査

日本好きコミュニティサイト「FUN! JAPAN」を運営する株式会社Fun Japan Communicationsは、台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インドのアジア7カ国に対し、2回目となる新型コロナウィルスによる訪日旅行への影響についてのアンケート調査を行った。今回の調査では、第1回の調査でも行った「訪日旅行の希望時期」「訪日に際して求めている情報」等に加え、「越境ECを含むECの利用状況」や「お財布事情」などについてが盛り込まれている。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、収入に少なからず悪影響があったと回答があったのは、全対象7カ国の回答者の40%にのぼり、実にインドネシアでは70%以上の人が減収と回答している。そのような状況にもかかわらず、台湾、香港、タイ、マレーシアでは、約50%以上の人がコロナ禍における越境ECサイトの利用が「増えた」または「普段と変わらない」と回答。特にベトナムでは約50%の回答者が利用頻度は「増えた」と回答しており、国内におけるECの利用だけでなく、越境ECも日常になりつつあることがうかがえる。

また、訪日旅行を考える際に新型コロナウイルスの影響がなくなったと判断する情報源として、自国の政府よりも日本政府の発信をもとに判断をしているという結果となった。これにより、日本政府からの情報配信と、その情報を元とした適切な二次発信の実施、また、訪日旅行が安全と判断され次第、訪日プロモーションを再開していくことが重要となる。

訪日する時期についての質問に対しては、香港以外の国で「期間ではなく季節に合わせて訪日したい」との回答が最多となり、その回答をしたユーザーを対象に、さらにどの季節を希望するかを尋ねたところ、台湾と香港では「秋」の数値が一番高く、それ以外の国は「春」の数値が高いという結果となった。また、台湾・香港では秋に行きたいという割合が前回の調査よりも高い結果となった。この結果から、2020年夏にコロナウイルスの感染拡大が収束したとしても、訪日旅行の需要が回復するのは早くて秋以降となりそうだということが読み取れる。


一方で、今回の調査では、「お得な情報が知りたい」という回答者が、全ての国で上昇しており、新型コロナウイルスに対する警戒が徐々に解けてきているとともに、訪日キャンペーンを期待する人が増えてきている。

今後、このような顕在層に対して効率的に情報を拡散することが、インバウンドが復活する際には重要になってくるとみている。

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