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JNTOが在留外国人を対象にSNS投稿促進キャンペーン開始、お気に入りの場所を母国にシェア

2020.10.19

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日本政府観光局(JNTO)は、10月19日から日本に住む外国人を対象に「My Own personal Japanキャンペーン」を実施する。これは、日本の観光地やお気に入りの場所での体験談のSNS上での積極的なシェアを通して、将来の訪日意欲を呼び起こそうという試みだ。

諸外国に向けた誘客PRを慎重に進めざるを得ないコロナ禍の現在では、在留外国人自身が発信する日本の魅力を切り取った写真や動画が、入国制限措置の緩和後に海外から日本に行きたいという気持ちを掻き立てる重要な情報源となることが期待される。

「いつか一緒に行きたい」という気持ちをのせて発信された日本の魅力的な場所に関する投稿などを募集し、表彰することで、それぞれのネットワークを活用した情報発信を強化する狙い。ハッシュタグ#myownpersonaljapan、#visitjapanjp と共に、その時のエピソードを添えて投稿されたものが対象。日本での長期滞在経験があれば現在海外在住でも応募ができる。募集期間は12月6日まで。

多くの在留外国人がオンライン上の母国コミュニティ内で語ることは、日本の隠れた魅力が世界中で拡散するきっかけを秘めており、在留外国人フォロワーを多数持つメディアとも連携し、情報発信のきっかけづくりを目指す。

なお、キャンペーンの詳細はJNTOのサイトで公開される予定だ。

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