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外国人から見た日本の魅力的な観光地とは? JNTO英語サイト、国内旅行者に向けて発信スタート

2020.12.10

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JNTOは、日本各地の魅力的な観光コンテンツを発信する英語のインバウンド向けウェブサイトを国内に向けても発信するため、サイトの日本語化の取り組みを開始した。外国人の目線で取り上げられた良質な観光資源を、国内の旅行者にも再認識してもらうことが狙いだ。

2020年3月に公開された「Travel Japan -The Official Japan Guide(日本旅行の公式ガイド)」から、まず33コンテンツが日本語化され先行公開されている。これらは、土地に根ざしたストーリー性やテーマ性を有した体験型コンテンツ「Experiences in Japan(日本の体験型旅行)」の一部だ。

JNTOが2018年度から全国の都道府県やDMO等を通じて集めた外国人旅行者が参加可能なアクティビティで、日本人にもまだまだ知られていない奥深い日本の体験が並ぶ。伝統、アウトドア、食体験、都市、自然、アート、リラクゼーションの7つの旅行テーマに沿って紹介されており、山形の山伏修行体験や八幡平のハイキング、サーキットでのドリフト体験、忍者発祥の地での忍者修行、ミュージアムでのドラえもん体験など、バラエティに富んだ内容だ。

今後、体験型の残りのコンテンツを日本語で公開したあと、グローバルサイトの他のページも日本語・英語の併記化を行う。「選りすぐりの体験を通し日本の真髄を訪ね歩く」として、国内旅行の新たな魅力を日本の旅行者にも発見してもらえるようなサイト作りを進めていく考えだ。

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