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タイ航空と鳥取県が連携、バンコクの機内食を提供するレストランで食フェア開催。県の食材や観光をPR

2021.03.04

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タイでの鳥取県の認知度向上を図るため、バンコク市内のタイ国際航空本社敷地内で運営されている「機内食レストラン」と鳥取県が連携し、県の食材を使った料理の提供と観光情報PRを行うフェアが実施されている。

3月1日から23日までの期間、鳥取県の冬の味覚の代表である松葉ガニや紅ズワイガニを1杯分使った「カニ弁当」が期間限定で販売されるほか、店内の一角に設けられた「鳥取県の食フェア」エリアで食事を楽しめ、観光動画を視聴したり、パンフレットやエコバックなどのノベルティをもらうことができる。

機内食レストランは、タイ国際航空の機内食をテーマにしたレストランで、店内の椅子は飛行機の座席を使用し、配膳スタッフは客室乗務員を配置するなど、機内食を疑似体験できる。また、ビジネスクラスとエコノミークラスの2つがあり、ビジネスクラスはコース料理、エコノミークラスはリーズナブルな料理を提供しており、「鳥取県の食フェア」エリアは、ビジネスクラスのエリア内に設置される。

タイ国際航空は、タイの最大の航空会社で、日本へは成田、関空などに就航しているが、新型コロナウイルスの流行による入国規制で打撃を受け、2020年5月、破産法の適用により経営破綻した。現在は再生計画を実行中で旅客や貨物輸送を継続している。このレストランも常設ではなくコロナ禍での一時的な運営で、終了時期は未定だ。

ジェトロが2020年12月15日に発表した「2020年度タイ国日本食レストラン調査」によると、2020年のタイにおける日本食レストラン数は、前年調査12.6%増の4094店舗となり、2007年の調査開始以来最多となった。タイからのインバウンド客数も、コロナ以前の2014年から2019年にかけては6年連続増加しており、2019年には年間130万人を超えるなど、近年訪日人気も高まっていた。タイでの航空会社と鳥取県連携の食イベントで、コロナ禍で旅行に出かけたくても出かけられずにいる現地の人に鳥取県の魅力を伝えるとともに、旅行気分を盛り上げ、新型コロナウイルス感染症収束後の誘客に繋げるのが狙い。

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