観光産業全体で「新しい旅のエチケット」を習慣化させ、旅行する側と受け入れる側が共に、安全安心な旅行をする取り組みが続く中、日本旅行が出発前にPCR検査を受けられるプランの販売を開始した。

木下グループ運営の「新型コロナウイルス検査センター」で取り扱う検査キットを、旅行を申し込んだ店舗で受け取り、旅行出発の5日前までに検体を郵送すると、メールで検査結果が通知される。旅行前に、検査センターに足を運ぶことなく自宅でPCR検査を行うことで、旅行先での発症と、他人にうつす不安が解消される。

申し込みは「赤い風船」「おとなび」「webコレクション」など、日本旅行が運営する国内募集型企画旅行を購入した場合に可能で、PCR検査単体での販売は行っていない。子供も受検が可能。価格は2,300円（税込）で、検体返送費用360円は客が負担する。万が一陽性の結果が出た場合は、同行者も含め、旅行代金の40％上限にキャンセル料相当額の見舞金が支払われる。

まずは、TiS大阪支店で販売し、北海道と沖縄を除く全国の主要店舗に順次拡大していく予定だ。5月下旬以降を目処に、Webでの受付も予定している、その場合の販売価格は、検査キット送料見合い分などを加算し別途設定される。