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旅行体験のDX推進、レジャー予約サイトKlook Googleと連携、アクティビティの比較や即時予約が可能に

2021.08.31

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旅行・レジャー予約プラットフォームのKlookが、Googleと連携し「Google Things to do」プラットフォームの提供を8月27日に開始した。これにより、アトラクションやアクティビティを運営し、かつKlookのパートナーである旅行事業者は、「Google Things to do」(体験すること)上で、”公式サイト” としての表示が可能になる。

「Google Things to do」は「Googleフライト」や「Googleホテル」と同様の機能を持つ消費者向けの予約検索表示機能で、自分が体験したいアトラクションやアクティビティを世界規模で検索し、計画を立てつつ同時に価格比較ができるシステムだ。体験商品の空き状況もリアルタイムでチェックでき、即時予約もできる。

事業者は、技術開発の必要なく自社予約サイトをGoogle上で「公式サイト」としてGoogle Things to doに表示でき、Googleからの予約数の増加を狙うことも可能になる。14の言語と41の通貨、世界に存在する30以上の決済手段に対応しており、API連携(アプリケーション同士の連携)から決済までの技術をKlookが管理する為、グローバル市場への参入がしやすくなる。

日本の観光業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化は、今後の観光事業の活性化において最も重要とされるテーマで、政府も推進分野として力を入れている。世界中のユーザーにアクセスできる同社の予約サービスは、デジタル化に意欲的な事業者からの需要が伸びているという。

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