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★桜シーズンに人気の旅行先ランキング発表、東アジアは九州、東南アジアは北海道が人気

2018.03.15

航空券・レンタカー・宿泊施設の価格比較や、パッケージツアーの検索サービスを提供するKAYAK (カヤック) は、「桜シーズンに人気の旅行先ランキング (日本国内)」を発表した。

ランキングは3月中旬~4月末の期間に旅行を予定しているサイト利用者の検索データを基に作成した。日本人旅行者には沖縄が最も検索された一方で、訪日外国人旅行者は東京や大阪など大都市を検索していることがわかった。
(下図参照)

日本人・アジア太平洋地域各国からの外国人旅行者に人気の「3月・4月の旅行先」

桜シーズンに訪れたい場所ランキングで、調査対象国11ヶ国中7ヶ国で1位に選ばれたのは東京で、特に目黒川沿いの桜並木が注目を集めている。川沿いに桜並木が約4キロに渡り続き、橋からの眺めは、フォトジェニックなスポットとして評価が高かった。
また、関西エリアに関しては、大阪市内ではないが「一目千本」と言われるほどに桜が密集する吉野山の評価が高かった。

なお、3位~5位については、調査対象国によって違いが出た。いずれの国においても、札幌・沖縄・福岡・名古屋のいずれかが選ばれているが、韓国、香港は福岡が、台湾、中国では沖縄がそれぞれ3位に選ばれており、九州・沖縄方面の人気が高い。この理由として、東アジア諸国では、クルーズ船による訪日観光が盛んであることが予想できる。一方で、タイ、シンガポールなどの東南アジア諸国やオーストラリアでは、札幌が3位に選ばれた。このほか、特筆できる点として、インドでは広島が4位に選ばれたことだ。

KAYAKによると、桜シーズン前の1月~2月と比較すると、シーズン中の3月~4月は調査対象国からの旅行者は17%増加するとのことだ。

(やまとごころ編集部)