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★インバウンド向けモニターツアー各地で実施、地域密着型のプランで魅力を伝える

2018.10.25

日本の地方に訪日客を誘致する、インバウンド向けのモニターツアーが各地で実施されている。

北海道白老町の「ポロトの森エコミュージアム推進協議会」は10月16日と17日の両日、インバウンド向けモニターツアーを実施した。キャンプ場の「ポロトの森」を会場に、スペインやカナダからの外国人男女6人がツアーに参加。森の散策や、森の木を使ったスプーン作り、シカ肉やアイヌ民族の伝統食を体験し、キャンピングカーやグランピングテントに宿泊しながらポロトの森を満喫した。同協議会は農林水産省の農山漁村振興交付金(農泊推進対策)を受け、アイヌ文化を取り入れた自然体験プログラムツアーの造成に取り組んでいる。

一方、リベルタ株式会社(本社:東京都渋谷区)が運営するアドベンチャートラベル事業「ハートランド・ジャパン」は1028日〜30日の3日間、熊本県の阿蘇エリアで田舎周遊型のアドベンチャーツアーのモニターツアーを実施する。ツアーでは、アメリカ、オーストラリア、香港、南アフリカの旅行会社のバイヤーと観光ジャーナリスト計8名を阿蘇エリアに招致。ウォーキングツアーのルートを阿蘇に精通した地元の英語ガイドと共に周遊する。また、1030日〜11月2日には、萩・津和野(山口県・島根県)で第二弾となるインバウンド向けモニターツアーを実施し、山口県の萩市の城下町や萩往還、20147月の大水害の爪痕残る須佐・田万川エリア、および島根県津和野町を案内する。

(やまとごころ編集部)