さい銭のスマホ決済がスタート! 徳島県の平等寺が四国霊場で初の導入、増加するインバウンド客に対応
2019.01.07
四国八十八ヶ所霊場の二十二番札所で知られる平等寺(徳島県阿南市)は12月25日、さい銭のスマホ決済サービスを開始した。四国霊場でスマホ決済を導入したのは今回が初となる。
同寺院には四国遍路で年間10万〜20万人の巡礼者が訪れ、近年では訪日客や若者も増加していることからスマホ決済の導入に至った。多機能タブレットのレンタル事業を運営するNIPPON Tablet 株式会社と提携し、同社がタブレット端末を無償で提供。参拝者は、さい銭箱に設置されたタブレット端末に金額を入力し、個々のスマートフォンに表示されたQRコードをかざすことでさい銭を納めることができる。
谷口真梁(しんりょう)副住職は今回のサービス導入にあたり、「お遍路で寺を訪れる外国人が増加し、インバウンド対応をきっかけとして、スマホ決済を導入しました」と語った。今後はさい銭のみならず、お守りや納経帳の購入などにもスマホ決済導入を検討するという。
(やまとごころ編集部)
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