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訪日客のニーズに応え、羽田空港にビーガンレストランがオープン

2019.01.10

羽田空港第2ターミナル3階に、植物由来のフードメニューを提供するビーガンレストランが12月28日、オープンした。ビーガンとは、植物と植物由来の食品・加工品のみを摂取する食生活をする人の呼称で、特に海外で急増している。

アメリカではビーガンの人口が2014年はわずか1%だったが、2017年には6%まで増えている。ビーガンの増加は世界各国で顕著であり、日本へのインバウンド観光客の中でも需要が高まっている。倫理的な理由のみならず、動物性食品を減らし、植物性食品で置き換えてヘルシーな食生活を送りたいという人々にもそのスタイルが支持されている。

(株)HealthyTOKYOがオープンしたレストランは、羽田空港では初のビーガンレストランとなる。キッシュ、ラザニア、サンドイッチ、サラダ、チーズケーキなどのスイーツなどから、日本的なものでは5つのフレーバーがあるメロンパンなども販売する。グルテンフリーのメニューもあるという。ドリンクでは、オーガニックコーヒー、手作りのジンジャーエールやレモネード、ハーブティーなどが提供される。ビア樽から注ぐ国産のクラフトビールや、アメリカの一流銘柄のビールもサーブされるということだ。

オリジナルで開発した「抹茶甘酒ラテ」や「ピュアナッツバター」など、個性的なお土産やスナックも販売される。HealthyTOKYOの運営責任者であるディビッド・イスラエルソンは「誰でも気軽に楽しめるカフェを作りたかった。私たちの商品は全て植物性で、ビーガンの方にも、そうでない方にも愛される料理を作りだしました」と話している。

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(やまとごころ編集部)