岩手銀行がキャッシュレス決済の普及をサポート、アリペイ、ウィーチャットペイなど増加する訪日中国人客に向け
2019.02.26
キャッシュレス社会の構築を目指し、経済産業省が2025年にキャッシュレス決済比率40%到達を目標とする指針を発表するなど、全国的なキャッシュレス決済の環境整備が推進されるなか、地方でも積極的な取り組みが行われている。
県内最大の金融機関である株式会社岩手銀行は、凸版印刷株式会社と連携し、県内及び近隣地域の観光事業者に対し、Alipay、Wechat Payなどのキャッシュレス決済の導入を支援する。岩手では1月30日に花巻ー上海便が就航し、中国人の観光客が増えることが予想されている。より円滑な地域での観光客の消費拡大を見るために、中国人向けキャッシュレス決済の導入が必須と判断した。このほか、Origami Pay(オリガミペイ)やインバウンドCLSのサービスも含めて普及を目指す。
今回の連携では、凸版印刷が訪日外国人向けに開発した多言語コミュニケーションサービスや決済サービスなど、観光関連事業者のキャッシュレス決済への移行に必要なノウハウを提供する。岩手銀行が一連のサービスを事業者に紹介し、凸版印刷がサービスの詳細説明と導入支援などの環境整備をすることで店舗・施設などへの送客をスムーズに行い、岩手の観光振興による地方創生に共同で取り組んでいく。
(やまとごころ編集部)
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