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北海道運輸局、フィリピンの家族連れに向けて夏の道南観光を発信 函館市と連携

2019.06.17

北海道運輸局は、フィリピンのメディアを招聘し家族で楽しめる道南の観光資源をフィリピン向けに発信する。経済成長が好調で海外旅行の需要も増えているフィリピンのなかでも、家族連れに特化した施策を行う。

1億人を超える人口を持つフィリピンでは、昨年12月より、フィリピン航空がマニラと新千歳空港を結ぶ直行便の運航を開始しており、フィリピン市場向けに北海道旅行の魅力を積極的にアピールする好機と捉えた。今年度は、日本の情報を紹介するメディアのなかでも最大規模のフリーペーパー・ウェブメディアの「Philippine primer」を招き、夏と冬の2回に渡って道南を中心にした地域を取材してもらう。4泊5日の行程で、函館から入り函館市、留寿都村、札幌市で宿泊予定だ。「Philippine primer」では、ウェブと誌面を効率よく連動させた情報発信を継続的に行うことになる。

夏の取材となる今回は、水無海浜温泉、恵山つつじ公園などの自然、函館朝市、豊浦町でのいちご狩りやルスツリゾートなど家族揃って楽しめる観光名所を紹介し、ファミリー層が楽しめる観光地としての魅力の認知度向上を目指す。行程には、上記のスポットのほかトラピスチヌ修道院、八雲町・噴火湾パノラマパーク、モエレ沼公園なども含まれ、これ以外にもアクティビティとして札幌・スズラン丘陵公園でのレンタサイクル、街や商店街の散策なども予定している。

(やまとごころ編集部)

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