訪日外国人向け切符券売機でQRコード決済サービスを開始、2020年春よりJR西日本で
2019.07.22
訪日旅行客がよりスムーズに西日本エリアの電車を使って移動できるよう、JR西日本は2020年春から駅券売機でのQRコード決済サービスを開始する。訪日外国人旅行者の受入体制の充実と、切符購入のセルフ化による利便性を向上することが目的。対象となるQRコード決済事業者は、ALIPAY(アリペイ)とWeChat Pay(ウィーチャットペイ)の2社となる。
これにより、訪日客は自分のスマートフォンの決済アプリにQRコードを表示し、QRリーダー搭載の自動券売機にコードを認識させて決済したあと、乗車券発券ができるようになる。サービスの対象となる駅は、関空特急「はるか」の主要停車駅を含む関西空港駅、天王寺駅、西九条駅、ユニバーサルシティ駅、大阪駅、新大阪駅、京都駅の7駅。
片道きっぷ、自由席特急券、入場券が購入可能な切符で、回数券やICOCA、ICカード乗車券へのチャージはサービスの対象外となる。QRコード決済が利用できるのは紺色またはピンク色の券売機で、水色とみどりの券売機はサービス対象外だ。自動券売機でのQRコード決済の詳しい利用方法や、サービス開始日などは決定次第、JR西日本ホームページなどで告知するとのことだ。
(やまとごころ編集部)
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