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G20観光大臣会合で代表団に北海道の魅力アピール。アイヌ体験や洞爺湖温泉など22のツアーを用意

2019.09.09

観光庁とG20観光大臣会合実行委員会は、10月25日から北海道倶知安町で開催されるG20観光大臣会合において、各国の代表団向けに22コースの北海道観光ツアーを用意したと発表した。G20として日本での開催が初となる、観光大臣会合ならではの充実したプログラムとなる。

代表団の到着日から3日間に渡り、半日から一泊までの期間内で様々なツアーが組まれており、各国代表に北海道ならではの体験をしてもらうことが狙いだ。各ツアーは到着から帰国までの合間の動きを想定し、設定されている。前日到着の代表団等には開催地周辺での午前・午後コースとして、「後志の自然と食」「ニセコ・倶知安での地元酒造と観光」など。会合当日には終了後に倶知安町の居酒屋やバーではしご酒をし、地域住民との交流を楽しむ「Local Experience」。最終日には会場から空港までの移動の機会を利用した日帰り3コースと宿泊4コースなどが用意され、これらは無料のプログラムとなっている。

有料のコースは最終日の10月27日に用意されている。岩内町でのスコップ三味線体験から、アイヌ舞踏体験、ニッカウイスキーVIPツアー、ロボットトラクター遠隔制御デモ、山と湖のジオパーク巡り、洞爺湖温泉宿泊などバラエティに富んだ10コースで、費用は1万円〜9万2000円となっている。案内言語の中心となるのは英語だが、英仏、英独中韓亜など多言語コースもあり、ツアーによって異なる。各国代表の文化と宗教的背景も鑑み、ベジタリアン、ハラル、ムスリムフレンドリーなど特別食が用意されたツアーもある。代表団に選ばれる有料ツアーは、「G20観光大臣会合 観光庁オフィシャルエクスカーション」に認定する。

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(やまとごころ編集部)

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