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2019年9月の訪日客数は5.2%増の227万3000人。英国が過去最高の前年同月比84%増

2019.10.16

日本政府観光局(JNTO)は16日、9月の訪日外国人数を発表、前年同月比5.2%増の227万3000人となった。これは2018年9月の216万人を約11万人上回った。

訪日外国人が多い韓国市場の減速は続いているものの、ラグビーワールドカップ2019日本大会が開催されたことで、欧米豪市場の訪日外客数が前年同月に比べ7万7000人増えたこと、また、中国市場及び東南アジア市場の訪日外国人数が引き続き堅調に伸びていることなどが増加に寄与した。また、2018年9月は台風21号や北海道胆振東部地震の影響を受け、訪日外国人数が減少した月だったため、前年同月を上回る一因となった。

市場別では、ラグビー強豪国のイギリスが前年同月比84.4%増の4万9600人となり、単月として過去最高を記録した。このほか17市場(中国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン)で9月として過去最高を記録した。

(やまとごころ編集部)

◆2019年8月の訪日客数はこちら

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