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3/24更新【新型コロナ:各国入国規制まとめ 】感染者数、世界3位になったアメリカからの入国を制限へ

2020.03.24

感染増加に歯止めのかからぬアメリカからの入国に制限

感染拡大に歯止めがかからない新型コロナウイルス(COVID-19)。先週に引き続き、今週も週明けから入国禁止や乗継便の禁止などの措置をとる新たな動きがあった。

今や感染の中心は欧州となっているが、新型コロナウイルスの波は、ついにアメリカにも押し寄せている。アメリカの感染者数は、この1、2週間で急速に増え、あっという間に日本や韓国、スペインなどを抜き去り、23日WHO発表の感染者数によると中国81,601人、イタリア59,138人次ぎ、アメリカ31,573人と、世界で三番目に感染者の多い国となっている。

そのようなアメリカ国内での感染拡大を受け、日本政府はアメリカ全土から日本への入国制限をとる方針を23日発表した。新たな入国制限措置は、3月26日から4月末まで。アメリカ全土から日本人を含むすべてのアメリカからの入国者に対して、日本へ入国後、ホテルや自宅などでの14日間待機し、公共交通機関を利用しないよう要請する。

 

台湾、タイ、シンガポールなどの国も、水際対策をさらに強化

入国禁止や乗継便の禁止などの水際対策を強化する国も増えている。台湾では、これまでの台湾国籍を持たない外国人への入国禁止に加え、3月24日午前0時~4月7日(暫定)の期間、台湾での航空便の乗継を全面的に禁止することを発表した。

タイは、一部の国からの入国に際してとるとしていた措置を、すべての国からタイに向かう航空機への搭乗者へと拡大。フィリピン、ベトナム、シンガポール、インドは外国人の入国を禁止する措置を取り始めた。

また、中国政府は3月22より、北京への国際便直接乗り入れを禁止することを発表。首都北京での感染拡大を防ぐため、航空機は直接北京に入るのではなく、上海や瀋陽など12都市の空港に一旦着陸させ、健康状態の検査などを経て問題がない乗客だけが、もとの便に再搭乗できるという。
一方、上海市では、これまで日本からの入国者も14日間の自宅などでの隔離観察を求められていたが、その対象から外されることが発表された。

 

やまとごころでは、重点20市場における入国規制の状況を一覧にまとめています。
詳細は下記のPDFをご覧ください。

3月24日更新:重点20市場の入国規制状況一覧

※最新版も更新されました
7/7 更新【新型コロナ:各国入国規制まとめ 】

 

 

 

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