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米旅行雑誌トラベル・アンド・レジャー「2021年世界の人気都市トップ25」発表。メキシコがトップ、京都は5位

2021.09.10

アメリカの大手旅行雑誌「Travel+Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」が9月8日「2021年世界の人気都市トップ25」を発表した。

投票のルールとして、3年間の旅の経験を振り返った上でのもので、今年の投票は1月11日から5月10日まで受け付けられた。査定の基準は、世界中の旅の経験をもとに、都市、島、クルーズ船、スパ、航空会社などについての意見と、観光名所やランドマーク、文化、料理、親しみやすさ、ショッピング、総合的な価値など、様々な観点から都市を評価している。

日本からは、毎年のようにランクインしている京都、東京が今年もランクインした。京都は昨年の6位から1つ順位を上げ、5位、東京は昨年の15位から4つ順位を下げ19位でのランクインとなった。

トップ10にメキシコから3都市、南アジアから4都市(ラオス、インド、インドネシア、タイ)ランクインするという印象的な結果だった。メキシコでは、昨年2位だったサンミゲル・デ・アジェンデが1位となった。インドのピチョラ湖畔にあるウダイプルは、昨年の7位から順位を上げて2位にランクイン。「魅惑的」や「インドで最も美しい都市」との評価を受けている。その他のインドの都市では、ピンク色の建物が並ぶことから「ピンクシティ」と呼ばれるジャイプールが17位ランクインしている。同じく南アジアでは、第9位のチェンマイが、第10位のバンコクを僅差で上回る結果に。

ヨーロッパからは、3位のイスタンブール、16位のボドルムがトルコから、そして、スペインの食の都サン・セバスティアンが15位、ポーランドのクラクフが12位にランクインした。

今年のリストに入った唯一のアメリカの都市は、サウスカロライナ州のチャールストンだった。パステル調のファサードと急成長するアートシーンで知られ、今までにない数の読者コメントが寄せられた。

トラベル・アンド・レジャーは、今年の受賞地が、読者の旅のインスピレーションになることを願っているとしている。

ベスト25位までのランキング順位は以下の通り。

1. サン・ミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ)
2. ウダイプル(インド)
3. イスタンブール(トルコ)
4. ウブド(インドネシア)
5. 京都(日本)
6. フィレンツェ(イタリア)
7. メキシコシティ(メキシコ)
8. オアハカ(メキシコ)
9. チェンマイ(タイ)
10.  バンコク(タイ)
11. 台北(台湾)
12. クラクフ(ポーランド)
13. ルアンパバーン(ラオス)
14. ローマ(イタリア)
15. サン・セバスティアン(スペイン)
16. ボドルム(トルコ)
17. ジャイプール(インド)
18. チャールストン(サウスカロライナ州)
19. 東京(日本)
20. ケープタウン(南アフリカ)
21. トリエステ(イタリア)
22. リュブリャナ(スロベニア)
23. ソウル(韓国)
24. アンティグア(グアテマラ)
25. ポルト(ポルトガル)