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★訪日外国人の旅行消費額が2017年上半期で初の2兆円突破

2017.08.01

観光庁が発表した2017年4−6月期の訪日外国人動向調査の結果(速報)によると、訪日客の旅行消費額は四半期で過去最高の1兆776億円を記録。前年同期と比べると13.0%の増加となった。

 これを種目別に見ると、買物代が38.5%と最も多く、次いで宿泊料金(27.5%)、飲食費(19.4%)となっており、前年同期に比べると、各費目の構成比に大きな変化は見られない。

 また、1月〜6月の上半期の累計は、2兆456億円となり、初めて2兆円を突破したことがわかった。前年同期と比べると、訪日外国人旅行者数が21.1%増加しており、特に韓国、香港などで訪日外国人旅行消費額が前年同期に比べて増加したため、全体を押し上げた。

なお、国の目標値は2020年の4000万人訪日、8兆円消費となっている。

さらに、2017年4−6月期の訪日外国人1人当たり旅行支出は149,248円で、前年同期(159,933円)に比べ6.7%減少している。国籍・地域別で最も高いのは英国(251,171円)で、イタリア(233,110円)、中国(225,485円)、オーストラリア(212,546円)、フランス(212,283円)と続く。

(やまとごころ編集部)

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注)出典:日本政府観光局(JNTO) 平成29年4月までは暫定値、平成29年5-6月期は推計値 を使用